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糖尿病の食事

糖尿病はインスリンというホルモンの働きが不十分なために、いろいろな障害が起きてくる病気です。

食べ物をとると、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなります。 時間がたつにつれて

下がってきますが、これは膵臓でつくられるインスリンの作用によってブドウ糖がエネルギーに

変わっていくからです。 健康な人は血糖値が一定以上に高くなることはありませんが

糖尿病の人は、インスリンが十分に分泌されなかったり、よく働いてくれないので

糖が血液中にたまり、血糖値を高くします。 尿にも糖が出てきます。

糖尿病の本体は、血糖値が高くなることです。  高血糖が続くと血管に障害を起こすことになります。

◆ 食物繊維をたっぷりとって

ごぼう、にんじん、たけのこ等の根野菜やブロッコリー、ほうれん草、海草など食物繊維の多いものは

胃から腸への食物の移動がゆっくりになり、食後の高血糖を抑える効果があります。

野菜はビタミンやミネラルが豊富で、栄養を効率よく利用するためにも欠かせない食品です。

ごはんやパンを食べる前に、まず野菜などを食べると、食事の全体量が少なくても満腹感が味わえます。

ただし、油をたくさん使ったドレッシングのかけすぎに注意してください。